手間を楽しむ機械式

機械式の腕時計は、オートマティックのものでなければ一日に一度ゼンマイを巻く必要がある。
大体ゼンマイで動き続けられる時間は40時間程のため、二日放っておくと止まってしまうわけだ(中には大きなゼンマイや複数のゼンマイを用いて1週間ほど動き続けるものもあるらしい、私は見たことがないが)。
現代社会、あるいは今後の効率化という社会傾向とは逆を行くような話ではあるけれど、そのような手間を掛けることを楽しむのも機械式ゆえの醍醐味というものだろう。
また、日々ゼンマイを巻く以外にも、機械式の時計は複雑で精緻な機構が手作業の調整も含めて成り立っているため、数年に一度オーバーホールをするなどといった手間もかかってくる。
このオーバーホールは時間も費用も結構かかるのだが、それでも残っているというのはそこに価値を感じる人が一定数居るからなのだろう。
電池式の腕時計がでてきても機械式の腕時計は生き残ったし、今なおそこに魅力が詰まっていると思う。
さて、携帯電話を代表とする携帯端末が今後更に普及した時に電池式の腕時計はどのような生き残り方をするのかに注目してみたい。
私自身はスマートフォンと同じように携帯端末化し、腕時計という言葉が減っていくのではないかと思っている。


腕時計の今後に+1!


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